140文字で収まらない作曲への感覚と思考

私用ブログ、なんと2年強ぶりになります。

自己肯定感がとんでもなく低いので、たいしたこと書いてないブログ記事でも黒歴史になりがちなのあるあるだと思います。

自分が没しかけた時に見える走馬灯として置いておきたいアレコレです。暗!そこそこウソです。ぼちぼち元気です。

ちなみにこのブログは「マシュマリー/MIMI」を聴きながら作っています。

 

意識してることはあくまでわかりやすさです。

一個人の思考という勉学にリアルタイムで励む学生さんはじめご隠居社会人ニートメスガキオスガキの皆様でも

なんなら現代文のテストでもわかりにくいような「一個人の思考を言語化しています」というニッチな文章なので

 

ただ、こういうのはだいたい「めちゃくちゃ疲れてる時」か「めちゃくちゃ元気がある時」にしか更新しないものなのが自分のセオリーなので、

ぼちぼち頭が疲れてきてるんだろうなーという感覚の変化もついでに記録しましょう。

 

さて、去年9月にひっそりと30代も1/3の終わりが見える歳となりまして、

あー年齢のゾロ目だなーいいことあるかなーとか雑なことを考えつつ19日は仕事だったわけですが、

よく考えたら最近ゲーセンでゲームもしてないし、これがよく見る「自然引退」的なアレなのでは?という気持ちになり…

途端に自分の無趣味さに気づいてしまいフワッとした寂しさを感じたので、

前々から興味はあって触った瞬間もあった「DTM(=デスクトップミュージック パソコン作曲のことです)」をまたやってみようかと思い手をつけてみました。

 

3〜4年前の当時は無料で作曲できるアプリが「cakewalk」というものしか観測できず、

というのもこのアプリが「他のものと比べて飛び抜けて自由度が高く便利!とりあえずこれ使うべき!」みたいな記事に溢れかえっている時期だったので、

ほな便利ならやってみるかー、まー音楽ならよーけ聴いとるし似たようなもんパンパン繋げてったら作れんやろ頭に聞いたことないメロディ流れてたりするしなー!

 

からのヘナチョコ音源が出来上がるという。

 

いや、なんならほとんど出来上がってもないですね。1分とかの音源が数発なので。

当時やめた理由が「UIが不親切すぎて手軽さが全くなくスピーディーさを感じられず面白くなかった」なので。マジかよ。

 

そんな中ふっと熱が消え数年、つい3〜4ヶ月前にまた思い出したようにいろんなアプリを探すところから始めまして、

ステマか!いやダイマか!?ってぐらいの量のcakewalkオススメ記事が出てくるのでスルーしつつ、

選ぶべきは圧倒的に手軽であることが前提だった中、「Studio One」というアプリに出会いまして。

 

これが結構な当たりアプリで、

まず今までのcakewalkも同じようなウインドウで展開されていながらも複雑かつ多ウィンドウそれぞれに役目があって、

ガイドがあってもよくわからんので都度都度調べて…みたいな牛歩状態だったわけです。

これが自分にとってはまずまずのストレスで、実際のところ音を鳴らすまでに10秒以上かかるとおもんないわこれとなってしまうわけです。嫌ですねーーせっかちはねーー

 

後発アプリであろうStudio Oneはその点をしっかりと改善してくれていまして、

「打ち込みがしたいの?もともとある音源使いたいの?打ち込みやね?じゃあ楽器指定して鉛筆マークでゾーン指定して!下にピアノロールがあるね?はい鉛筆で書いて!ジャーン!ほなあとはごゆっくり!」みたいな感じなんですホントに。

それぐらい気楽ーーーーってなるようなアプリを求めてたので、無料版における便利さは欠けるもののコレよコレ!ってアプリに出会ってしまいモチベーションが爆発しました。

 

そこからというもの、音を鳴らす上でまずコードやスケールなどのルールの勉強をした上で、

自分が好きなものを並べて「違和感のない音」「聴いててトゲトゲしさのない優しい音」「スローペースでもハイペースでも聴いててしんどくない曲」と、

作りたい曲のフォーカスというかピントというか、理想がおぼろげながらもぼんやりと見えてきたところで1曲しっかりと3分尺ぐらいで作ろうと思い、

MIDI打ち込みとそれを音源化した音源のみの(=他からパターン音源を借りてない)いわゆる「完全オリジナル楽曲」というものを人生で初めて作曲しました。これがDTMをはじめて2ヶ月ぐらい経った頃のもので、近々に公開予定になります。

 

日々勉強とは言いますがこれも新しい知識に毎日毎日触れる事になり、都度都度覚えてられないのでなにかを覚えてはなにかを忘れ、

ここぞと言う時に「こんな事あったな」と無駄な記憶力をキーワードと一緒にたぐり寄せて格闘しています。

毎日とは言わないまでも作曲ツールを触るきっかけにはなっているので、いい趣味として遊べてるなーという感じで。いい感じですいい感じ。うんうん。

 

まだまだど素人なのでいいものは作れていないなーという気持ちではあるのですが、素人だし趣味だからこそチャレンジが利くものでもあると思うので

ここぞここぞというところでいろんな仕掛けをしてかかっていこうといういい趣味に出会ったよ!という話でした。

 

音楽が好きな人がみんな作曲できる、とは言わないですが

好きなジャンルが色々あって、楽曲を毛嫌いせず色々聴ける人はなんかひとつキッカケあれば楽しい趣味に化けるんじゃないかなーという予感がします。

パターンの塊だからね!パズルよ作曲は!理論思考できる人の方がいいかもね!

 

ちなみに、自分が作曲の方法を知る成長のチャートとしてかいつまんで話すなら、

・まず「アプリで音を鳴らす方法」は調べずともなんとなく出来ました。それぐらい手軽。

・ただ、「気持ちいい音を鳴らす方法」は正直わからなかったので、

ここでそれが単音としてテレレテレレと気持ちいい音を出したいのか(メロディーといいます)、

ひとかたまりの音を一斉にジャーンしたいのか(和音といいます)で参考にするネット記事や教則動画を変えたのをよく覚えています。

・メロディーならテレレテレレにうっすらとした枠組みがあって、それがスケールというものでした。

和音なら組み合わせに気持ちいいものがあり(=コード)、そのコードの流れ次第で雰囲気というか、絵で言う全体の色感というか、そういうものをテンプレートとしてあるものからアレンジする練習からしていました。

・メロディーを先に作ればコードを乗せて「バッキング」という音をコードで作ります。バックと言うぐらいなので後方支援系ヒーラーサポーター的音楽ですね。

逆にコードの進行からメロディーが生まれることもあり、その時はコードの構成音からメロディーを乗せたりすると違和感なく作れたりみたいな音楽的ライフハックがあったりとか。

・メロディーが生まれやすい条件が人それぞれにあると思います。僕は周りが無機質なノイズに囲まれてると出やすいので、今の流通系のコンベアの音はかなりいい環境です。シャワーの最中とかもよく出ます。

 

そんな感じで、いい趣味に出会ってぼちぼち楽しいのでまた近々楽曲公開させていただきますということでシメ。

ライナーノーツ・コメンタリー的なのやりてえな!やろう!

じゃあの!